借金をしたきっかけで多いパチンコ。
2022年に厚生労働省が実施した「国民生活基礎調査」によると、全世帯における平均借入金額は約400万円といわれています。
借金が400万円を超えてなくても下記に当てはまる人は、やばい状態であると言えます。
- 総量規制(年収の1/3)以上の借金がある
- 消費者金融やカードローンを複数社から借入している
- 繰り返しクレジットカードのリボ払いをしている
- 長年、借金の返済をしている
- 借金の返済が遅れている
こちらでは、パチンコで借金をしてしまったが借金生活から抜け出したいあなたのために、パチンコで借金をした人の末路と借金生活から抜け出す方法を紹介します。
パチンコで借金した人の体験談(生の声)
30代男性 当事者の体験談
私の初めてのギャンブルは 20 歳の大学 1 年生の時であった。浪人してやっとの思いで入った大学だったが、そこでの生活は自身が思い描くものとは遥かにかけ離れたものだった。後に社交不安障害や双極性障害の診断がつくこととなるのだが、その当時、なかなか思うように周りの人と付き合えず、常に孤独で気持ちは沈み、ふつふつと死にたい気持ちが湧いてきて、段々と学校を休むようになった。
そんな苦しい状況の中、ある朝、弟が気晴らしにとパチンコ屋に連れて行ってくれた。お金を入れるとすぐに当たり、気づいたら夜になっていた。たった1,000 円が 20 万円にもなっていた。1 日にしてこれだけの大金が入ることに驚愕し、大量の万札を持つ手が震えた。それだけではない、それまでの寂しく辛かった気持ちが吹っ飛び、言い表せぬ高揚感や満足感でいっぱいだった。まるで大物になったような気がして、自分が自分でない感覚であった。一言で言えば、幸せだった。その日からギャンブルにのめり込むようになった。学校に行くことも、友達と遊ぶことも減っていった。いわゆるギャンブル依存症と呼ばれる状態になるまであっという間だった。勝った時はもっと勝たなければ、負けた時はなんとしても取り戻さなければという強迫観念に駆られ、一文無しになるまでギャンブルをすることが多くなり、ギャンブルに使うお金が次第に増えていった。
ギャンブルに使う資金がなくなると友人から借りたり、消費者金融から借金をしたりとあらゆる手段で資金を調達した。
学校に通うことも減り、留年した回数は 6 回にもなった。20 歳で大学に入ったにも関わらず、気づいたら 30 歳になっていた。息を吐くように嘘をつき続け、周囲の人々は離れていき、私はますます孤独になっていった。最初はあんなに幸せな気持ちにしてくれたギャンブルであったが、まるで違法薬物かのように段々と自分を蝕んでいった。やめたくてもやめることができない、苦しくて苦しくて何回も自殺未遂をした。死にたかったし、誰でもいいから殺して欲しかった。
以下、省略引用元:依存症全国対策センターより
50代女性 家族(妻)の体験談
私の息子は30才。ギャンブル依存症で、現在は回復施設で生活しています。
まだ”克服”という状況ではないですが、今回の体験談募集を見て、今の時点での自分の振り返りにもなると思い、書かせていただきます。
時間を遡ると息子は、今から12年前、高校3年の夏、部活を終えた頃から生活が乱れてきたように思います。学校を無断欠席し、その頃からパチンコに興じていたようです。なんとか卒業はしたものの、その後の専門学校も数ケ月で辞め、フリーター生活をしていました。
ある時、消費者金融会社からお金を借りていることがわかりました。何か品物を買っているようでもないのに何に使っているのだろうと思いましたが、私はその時は深く考えることもなく、「困ったね・・。今回は立て替えて払ってあげるけど、ちゃんと生活してよ」と言い、数十万円のお金を代わりに返済しました。
それからも入院している祖母のお見舞金などを盗るということもありましたが、私は現実を受け止めたくなかったのか、ちゃんと彼と向き合うことができていなかったように思います。
いよいよこれはおかしいと思ったのは、今から4年ほど前です。いくつもの会社から届く請求書や督促状、電話など、尋ねてもうまくかわされましたが、多額の借金があることなどもだんだんとわかってきました。
以下、省略引用元:依存症全国対策センターより
いくら以上になるとやばい?パチンコでの借入
2022年に厚生労働省が実施した「国民生活基礎調査」によると、全世帯における平均借入金額は約400万円。
借金をしたきっかけで多いのは競馬やパチンコなんどのギャンブルです。
どのくらい借金をしたらヤバいと思いますか?
収入や生活状況によって変わってきますが、下記に当てはまる人はかなり危険の状態です。
- 総量規制(年収の1/3)以上の借金がある
- 消費者金融やカードローンを複数社から借入している
- 繰り返しクレジットカードのリボ払いをしている
- 長年、借金の返済をしている
- 借金の返済が遅れている
総量規制(年収の1/3)以上の借金がある
消費者金融やクレジットカードのキャッシングで借入できる上限は年収の1/3までの金額と決まっています。
2010年の貸金業法改正で、消費者による借り過ぎと貸金業者による貸し過ぎを防ぐために定められました。
しかし、下記の借入については少量規制の対象外です。
- 銀行・信用金庫・信用組合・労働金庫などからの借入
- クレジットカードのショッピング
総量規制である年収の1/3ギリギリまで借金をしている人や銀行のカードローンなどを合わせて年収の1/3を超える借金がある人はやばい状態といえるでしょう。
消費者金融やカードローンを複数社から借入している
消費者金融やカードローンを複数社から借入している人は多重債務者です。
さらに、別のカード会社から借入をして返済をしている人、いわゆる「返済のために借りては返しての繰り返し」の状態になっている人は、やばい状態です。
借金の金額が増えると利息の金額も増えていきます。
入金をしてもほとんど利息の支払いに回るので、なかなか借金が減らないのです。
繰り返しクレジットカードのリボ払いをしている
パチンコの資金をクレジットカードでキャッシングをして工面するのは危険です。
毎月一括返済をしているけどキャッシングを繰り返したり、リボ払いの設定をしている場合は、特にリスクが高い状態といえるでしょう。
リボ払いは毎月の支払金額を自分で設定できます。月々1万円ずつといったように設定してしまうと、返済をしても利息が高いのでなかなか借金の残高が減りません。
しか
も、借入した借金が残ったままさらにキャッシングをしてしまうので、借金の利用残高が気づかないうちに膨れあがってしまいます。
長年、借金の返済をしている
毎月遅れることなく返済を続けているといっても、長年借金の返済をしている人は返済できない状況であると言えるでしょう。
利息は借入金額や金利の高さだけでなく、返済が長期化することで高額に膨れ上がるのです。
例えば下記の表のように100万円を借りた場合に、返済期間が3年と5年では完済までに支払う利息は2倍の差があります。
返済期間 | ||
---|---|---|
借入金額 | ||
毎月の返済額 | ||
完済までに支払う利息 |
上記の表は、100万円を借入して返済のみをした場合のシミュレーションです。
借りたり返したりの繰り返しをした場合には、完済までに支払う利息はさらに大きくなります。
クレジットカードのキャッシングや消費者金融、カードローンで返済をしても繰り返し借入をしている人は返済ができていないと状況と一緒です。
すぐにでも生活状況を見直すか返済計画を見直す必要があります。
借金の返済が遅れている
借金の返済が遅れているのは、すでに生活が破綻している状況。
この状況から抜け出すには、さらに収入を増やすか、パチンコの回数を減らしたり、出費を抑えたりする、など解決に向けた行動を起こす必要があります。
借金の返済が遅れると遅延損害金が発生して、通常よりも利息が多く取られるので入金しても残高が減らない状況になります。
借金の返済を放置すると裁判を起こされて、最終的にはお給料や財産が差し押さえられることも。
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